『イングロリアス・バスターズ』

fai22009-11-20

タランティーノ監督最新作、本日公開日。
辛抱溜まらなくてキャナルシティに見に行った。

やっぱ、早く見に行ってよかった。『キル・ビル』はもちろん面白かったけど、それとはまたちょっと一味違う面白さだった。まあ、戦争ネタなので、面白いなんていうのは不謹慎かもしれないけど、でも、ブラックユーモア満載で、ちょっとグロくて、基本皆殺しで、クエタラらしくて、私は好きな映画。銃のぶっ放しは、やっぱりちょっと興奮する。そして、今回は会話も結構ハラハラドキドキさせる。

全編は2時間半くらいあリ結構長いのだが、全然時間の長さは感じなかった。物語は5章に分かれている。場面もフランスやドイツなどと変わるが、言語も英語とドイツ語だけでなく多国籍。
ハンス・ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツがキザでクレイジーで出色!!ショシャナ・ドレフュス役のメラニー・ロラン とハマーシュマルク役のダイアン・クルーガーも血の赤色がよく似合う、地獄に咲くバラのような美しさ。タランティーノ監督の映画の主演女優は、生きているときはなまめかしく、死にっぷりは1億万ドルのかっこよさ。ブラピが一応主役なんかな?ブラピもいい味出していた。でも、他の役者の色が濃すぎて、ちょとかすんだ感あり(笑)

やはり香港映画と同様にクエタラ監督の映画は時々見られると、ぐぇ〜、なんかいっちゃったもん見たわ〜〜って感じで、なまった神経を激しく揺さぶられ、とても嬉しいです。

あーー、なんか、すっきりした!