博多祇園山笠

  七夕ですが、博多の町は町中が山笠飾りでいっぱい。
  『博多っ子純情』の世界が今年はナマで味わえ、なんか盛り上がります。やはり、夏は祭りやね。地方色が濃い祭ほど、色々な土地に住む身にとっては、エキゾチック・ジャパンを肌で感じられて、楽しみなものです。また、夏といえば、花火大会。打ち上げ花火大好き!愛媛での子供時代は、重信川花火大会にはかかさず行きました。大人になってからはサンパークかどこかになったらしいけど、そういえば、いつも帰省の時期とあわず全然行ってないなあ。でも、花火大会は人の出も多いし、帰りのこととか考えたら、のんびりって感じでもないので、やはり家にいて見えるのがいちばん!東京で昔代々木に住んでいた頃は、神宮の花火が野球の試合があるたびにベランダから見えたけど、東高円寺の頃は、全く見えなかったなあ。どこかで上がってたら音がするだけで。名古屋には10年くらい前に2年しかいなかったけど、ちょうど名城に住んでいる時に名古屋城公園に大々的に花火が上がる夏があり、りっぱなお城のしゃちほこの上に上がる花火はとても華やかで贅沢な気分だった。それにも増して、福島時代は、家の前の信夫丘競技場が花火大会のメイン会場だったので、うちは花火鑑賞には最高のロケーションだった。今思えば、どの地方も夏の風物の思い出には事欠かないが、とりあえずは、やはり一番記憶が新しいところの福島の花火が鮮やかに心に残っている。東北の短い夏、ドーンと打ちあがって、キラキラと暗い夜空を華やかに染め上げて、そして消える、その儚さ。夏の叙情。ああ、日本人やねえ〜〜