雪景色

  夕べは日本全国雪だったみたいですね。
  福島は、昨日は夕方までは良いお天気で道路に雪も残ってなかったのだけど、映画を見て中華料理店で夕食を食べ外に出た時、みぞれまじりの雨が降り始めていた。すぐ帰ろうかとも思ったのだけど、実は地元の市民学習センターで広東語の学習サークルがあるということを数ヶ月前に知り、時間的にもちょうどそこへ見学に行けるタイミングだったので寄ってみることに。その頃にはもう雨は雪に変わっていたのだけど、わざわざ雪の中をトボトボ歩いてでも、無性にその広東語のサークルというものに出会いたいという欲求が勝っていたみたい。しかも、静かな町にしんしんと降り続く雪と広東語っていうのがなんとも妙にアンバランスで、こういう日にこそ、心の底から欲してしまったのかも。ま、どっちにせよ、人恋しさと好奇心にかられて行ってみた結果、うおーー、感動、本当にあったのです!広東語を学習するサークルが!!福島に!先生も正真正銘の広東人。生徒さんは3名でみな女性。千島先生の教材をテキストに毎週コツコツと数年続けていたそうだ。ほんのちょっと見学をさせていただくつもりだったのだけど、あまりにも心地よい響きに、うっかり最後までお邪魔させていただき、とても楽しかった。結局、水は自然に流れる方向へ流れるみたいで、しばらくこちらの会で漂わせていただくことになりそうです。
  で、夜中に降りしきる雪の中帰宅し、ドリドリと電話で香港話をし、今朝目を覚ましたら、外は言わずと知れた雪景色。でも、気温はそれほど低くなかったので、靴センターで1,990円で買ったおニューの雪用のブーツの試し履きがてら、近所の阿武隈川野鳥親水公園に行ってみた。あれほど嫌いだった雪も寒さもなんだか最近はちょっと慣れてきた。福島は東北の中では雪は少ないほうなのだろうな、もう2月中旬だし、冬のピークはすでに終わりつつある。このぶんなら、なんとかひと冬乗り切れるかも。いや、まだ甘いかな。来週は中国を共に旅した旧友が遊びに来るので、これいい好機に会津若松磐梯山のほうまで足を伸ばしてきます。


遠くに見える雪をかぶった吾妻山系。それが会津の方向らしい。


富士山にそっくりな形の山があると思ったら吾妻小冨士という名前らしい。


しかし一本足で立ってる白鳥を見ることになるなんて・・・(笑)