『ローグ アサシン』

fai22007-10-18

 ジェット・リーの映画は絶対見逃さない!・・というほどファンではないのだが、『ローグ アサシン』にマーク・チェンが出演していると、マーク通のドリドリやケイさんからの情報あり、早速映画館に見に行った。
 話自体は全く予備知識なしだったので、とりあえず面白く見た。ラストの展開にもなるほど〜、そうきたか、だった。ジェット・リーはちょっといつもの役とは違う感ありだが(マーシャルアーツがあまりないこと)、そんなことを払拭するくらい、アメリカ人が撮った東映映画のへんてこな味わいが面白かった。特に舞台美術のキッチュさには目を奪われるほどの和の国へのトンチンカンな理解が素晴らしく新鮮だった。あんな日本料理屋、今時香港にもないって!(爆)
 特筆すべきは、マークの渋い表情や演技はもちろん、久々に見た石橋凌さんの渋かっこよさ健在ぶりや、デヴォン青木の女優には珍しい口角の下がった不機嫌な面構えが、この東映映画により色を添えていた。