飲んだら乗るな。 

 中華芸能人の交通事故って、どうしてこんなに多いのだろう。
 今日の新聞によると、台湾の歌手林曉培が飲酒無免許運転で事故を起こし衝突したバイクの運転者は死亡したらしい。私が香港に滞在中も、黎姿の実の弟で医師の黎嬰が深夜タクシーで帰宅中、別のタクシーに衝突され、後部座席にいた彼の身体は道路に投げ出され脳挫傷の重態。もちろん彼に何の落ち度もないが、惜しむらくは彼はシートベルトをしていなかったらしい。先日も、同乗者がスピード出しすぎの車で台湾の女優ベアトリーチェ・シューが亡くなったばかり。車を運転する限り、ちょっとした交通事故は日常茶飯事かもしれないが、中華芸能関係だけで命を失うほどの激しい事故がこう多発すると怖い。
 家輝さんも以前の交通事故の決着が先日ついたようだが、当たった相手も悪かったのか、殴られた腰が痛くて仕事ができないだのどうのとずいぶん高い賠償金を吹っかけられてたいへんだった。相手が有名人と見ると、こんなことも起こるのが世の常だが、まあ、肝心なのは、交通ルール遵守。飲んだら、乗るな。乗るなら、飲むな。コレ、万国共通の基本。有名人とて芸能人とて特権階級はありません。