パチンコ

 大昔、異常にパチンコにはまってた時期があった(思えばあれもバブル期なのかなあ)。職場でパチンコ大好き同好会を作って仕事帰りに神田や御茶ノ水、四谷三丁目のRIBONというパチンコ屋によく行った。でも私のホームグラウンドは新宿南口のアラジンだった。結構何でも凝り性なのだけど、パチンコの魔力はちょっと怖いくらいだった。だって、ちょっとでも時間があったら毎日でも行きたくなるんだもの・・(汗)。ちょうどCR確立変換台「花満開」(桜満開だったかな?)が一世を風靡したころで、私のパチンコ師匠(インテリ女子です。しかしホンマもんの勝負師で、いまの趣味は競馬の自称予想屋です〜爆)が27連チャンしたのをきっかけに私たちは大ハマリ!この花満開という機種は、リーチがかかった時の音色(サクラサクラ)や、画面の花吹雪がミヤビで、とっても掻き立てられるものがあった。茂木先生言うところの「不確実なものに対してほとばしるドーパミン」ってやつがドバーーーっと放出されていたのでしょうねえ。大当たりした時が、もう、何にも変えがたい、あ〜快感!なのでした。今から比べりゃあ、ずいぶんうら若きころに、よくもあんな空気の悪いところへ通ってたものだ(爆)。でも、まじ、好きだったの。で、友人たちと景品で「ゲームボーイ」を取ろう、とか、「みんなで温泉に行く旅費稼ごう」なんていいながら何度か通ってたけど、勝てば勝った人のおごりで食事して帰ったり、結局ハワイに行けるくらい負けちゃったりして・・・(爆)その後、弟に「何でそんな高くつく遊びするの?ゲームならただじゃん」といわれたり、まあ、結局時間がもったいないので、しばらくしてパッタリとパチンコ熱は冷めてしまい、もう10年以上一度もやっていない。
 
 ・・・で、前置きが長かったのですが(笑)、最近、そんな私に、急に「ああ、パチンコ行きたいなあ〜」と思わせる機種が登場しているのです。それも数種。
 まずひとつは、今バンバン、テレビでCMかかってる「ジャッキー・チェン物語」。ジャッキーの映画のシーンやオリジナルソングも聞けるらしく、ああ、やってみたいぞ!
 それから、「CR探偵物語」。工藤さんが松田優作の声で登場しているらしい。
 そして、「テレサ・テン物語」。大当たりすると往年のテレサの姿や歌声が満喫できるらしい。
 「冬ソナ」もちょっと興味あったが、友人情報によるとわりとつまんないらしい。
 
 さて、これらの台を楽しみに行ったとして、いったいいくらオアシを持っていけば大当たりの画面が見られるんだろう・・・それを考えると、おちおちと店の門をくぐれない。なにしろ、私や友人が通った新宿アラジンは、昔に比べてそれはそれはデカく派手にリニューアルしていて、客が貢ぎこんだ結果が一目瞭然。私たちだってあそこのトイレくらい一生ただで使わせてもらってもバチはあたらないくらい持っていかれたんだから(笑)。