雨の九段下

 16日の金曜日の夜は武道館に行ってきました。な、なんと、韓流のフェンミ(・・っていうんだって、ハングルでは)というものを初体験してまいりました。いやーー、規模違いすぎ・・・(なんと比べて?)
 武道館の半分を半月形に使って、チョン・ジフンしぃー(Rain)のフェンミは行われました。
 まず、ジフンし登場、1曲歌って、すぐ引っ込む。派手にファイアー炸裂(笑)。その間、控え室の映像が会場のモニターに映し出される。そしMCが登場し盛り上げまくるが、ジフンし見たいファンは、会場中響き渡る声援。そこに再度ジフンし登場。
 ジフンし、6月2×日が(←ゴメン、忘れた)お誕生日だそうで、ファンからのバースディプレゼントが山のように車に乗せて舞台に運ばれてくる。その中のいくつかをジフンし自ら手にとって愛でたりなんかする。サングラスとか、ヘルメットとか、イラストとか、色々。MCの「これだけではありません、楽屋にもこんなに!」という声と共にスクリーンにジフンしの楽屋の様子が映し出され、「チャン・ドンゴン」というカードのついた花が一際クローズアップされたりなんかする(笑)。
 そのあと、キューバだかでのDVDの撮影時に使った衣服や服飾雑貨を10人のファンにプレゼントするという、いかにもフェンミらしいイベントに突入。10人を選ぶのはどうやるのかと思ったら、半月形の座席表をダーツの的に模し、それをジフンし自らが射るという仕掛け。ふむ、ふむ、なるほど、よく考えたな、でも、そうなると勝負師の習性としては的ど真ん中狙っちゃうんじゃないのぉ〜?と、思ったら、全くもってジフンしは気遣いの人のようで、自然に射れば的の焦点を貫くのを自制して、万遍なく各方面の席に中てるというなんとも公平なお仕事をなさいました。あっぱれ!

 そして、また少しDVDを見せ、ジフンしに質問コーナー。その後、日本語の曲など、3曲歌い、「サランヘヨ、さようなら」といって引っ込みましたが、武道館を劈くアンコールに答え、再び姿を見せ、新曲をご披露したのでした。

 ジフンしの声はとても渋くて良かった。誘ってくれたid:michiyonさんが、前日のフェンミは不完全燃焼の人が多かったみたいだからあんまり期待しないで、とおっしゃっていたので、どうなんかなあー、と思っていたが、この日のイベントの間はジフンし結構舞台に出ずっぱりだったし、歌も十分満足するくらいリキ入れて歌ってた。さすがに香港スターや台湾アイドルのファンミとは規模が違うから仕方が無いにしてもフェンミらしいイベントで全然退屈しなかった。さすがに歌と踊りがうまい人のパフォーマンスは、軽くコトバの壁なんて跳び越えちゃいますね。

 韓流フェンミ初体験を終え、それとは別の感慨がひとつ。いやあ、ピ(Rain)なのに、あの若さなのに、あの音楽なのに・・・、ちょっと仰天、年齢層たかっ!お孫さんいるような人が多いんだもの、氷川きよし迷もきっと真っ青。いや、いや、好いことですね。(汗。。。)