脳の中の人生
連休中、パソコン環境の悪いところにいます。毎日の香港ニュースもチェックままならず。家輝さんは海外ツアー中だろうからニュースはないと思うけど・・・。サイトの更新もできず、すでにちょっぴりイラチーな気分・・・
茂木健一郎先生の『脳の中の人生』を読んでいると、本当に全ての記述にいちいち納得してしまう。この本でされる話題は全て肯定的なので、軽い自己啓発本として読める。全体的にポジティブなのがいい。先日ある健康関係の本を読んでいて思ったのだが、○○を飲みすぎるとアルツハイマーになる、とか、○○のしすぎは発ガン性物質を招く、とかの警笛記述が多い内容の本はどうも私は苦手みたい。天邪鬼なので、あれ駄目、これ駄目っていうのが苦手な上に、実は気が小さいのでけっこう恐いの。それなので、茂木先生が脳科学的にあれがいい、これもいい、っていうのは、読んでとても癒されました。
中で面白かったのは、快感物質のドーパミンは、何か美味しい餌なんかを与えられたらドバーーっと放出するってことは以前から聞き及んでいたけれど、人間って不確実なことに対してもやはり別のドーパミン成分がドバーっと放出されるらしい。なるほどねえ。ますます自分の行動体系の真理をつかめた気がしました。
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/12
- メディア: 新書
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