数学者

fai22006-01-11

 逃避傾向の強い私は、やらなければならないことが多いときほど全然違うことを始めたりする。今日はつい「容疑者Xの献身」を読み始めてしまった。この作品「週刊文春傑作ミステリーベストテン」「このミステリがすごい!」「本格ミステリ・ベストテン」のすべてで2005年度ナンバーワンというからミーハーな私が捨て置けるはずがない。数学にしか興味のない男の純愛ミステリーらしいが・・・。東野圭吾の作品は私的に落差が大きいので、さて本作はどうだろう。
 
 数学者ものといえば、小川洋子著「博士の愛した数式」が深津絵里主演で映画化。1月21日から公開される。
 オススメは向井万起男先生の「愛人の数と本妻の立場―ヤワラカアタマ入門」。このタイトルに笑った。数字にまつわるちょっぴりおタクちっくなエッセイ集。向井先生、本当に数字がお好きなんですね〜。なんたって最愛の奥さまも千秋さんっていうくらいだもの(笑)。