『長恨歌』舞台挨拶;

来場;關錦鵬(スタンリー・クワン)、鄭秀文(サミー・チェン)、胡軍(フー・ジュン

關錦鵬:こんなに朝早く、たくさんの方にいらっしゃっていただいて本当に嬉しく思います。この『長恨歌』という作品は中国で文学賞を授賞した小説を映画化したものです。この原作の小説は日本の方々はほとんど読まれたことがないのではないでしょうか。映画を撮る監督にとって、これはとてもいいことです。なぜなら、もし原作をすでに読んでいたら、その印象がずっと離れないからです。『長恨歌』というこの作品はサミーが演じる王蒅瑤という女性が一生の間に4人の男性との関係があるという物語です。しかし、私にとっては王蒅瑤という人物と上海という都市の関係の物語です。1949年から1981年までのこの上海の街の変化が王蒅瑤の人生の中での変化でもあります。みなさんにこの役割を都市の中でいろいろご堪能いただけると思います。皆さんに気に入っていただけると幸いです。謝謝!

鄭秀文:私が言いたいことは全部監督がおっしゃいました。(日本語で)タノシンデクダサイ!

胡軍:皆さまにこの映画を気に入っていただけたらと思います。謝謝!


上映後のティーチ・インは観客からの質問でした。その内容はのちほどアップします。