「新傾城之恋2005」 やはり加場!

今日、帰宅後、さて明日土曜日あたり加場発表かな、と思ってチケットボックスをチェックしてみたら、すでに追加公演のチケットまで売り出していた。今日からだったみたい。サイトでは10月の上海公演の予定まで発表されていた。上海かあ・・・・。久々にぜひとも国劇のご当地上海にも行ってみたいところだが、やはりぐしゃぐしゃになりそうなので、無理だろうなあ・・・。でも、家輝さんの活躍を想像しただけで、夏に引き続き楽しみな秋になりそうです。

Hong Kong Repertory Theatre


「追蹤眼前人(Fear of Intimacy)」
きのう一気見したのだが、・・・・・。
(今から見る人は読まないでくださいね。)

何で、ああ始まって、ああ終るのかな・・・?実は私は主演女優は林美貞さんだとばかり思っていたのだけど、一度見ただけでは彼女のキャラがつかめないままだった。
それにせっかくの100分ほどの上映時間の中にどうして同じカットやシーンが何度も使われるのだろう。現実のシーンと回想シーンとの区別がつきにくい上に、あまり効果はないと思うのだが。「三岔口」のアーロンよろしく、突然失踪していなくなった愛する女性を常に思う飛哥(家輝さん)なのではあるが、回想シーンがワンパターンな上に、そこから脱却しようともがいてるふうもなく適当に楽しく女の子追っかけたりしているし。そして、あのラスト・・・。撮影の時間がなかったのかなぁ・・・。完全に途中から主演女優が入れ替わったし。まあ、最初からシェールだったのかも知れんけど。でも、もしそうなら、ファンとして勝手なことを言うだけ言わしてもらえば、家輝さん&林さんとの同じシーンにこだわらないで、シェールとのいくつかのシーンをちょっと補足あるいは編集差し替えしてほしい。きっとクサクなるけれど、でも、絶対そのほうが私にとっては感情移入できるストーリーになるから。この映画のラストは「A-1頭條」のラストのアンジェリカ・リー&黄秋生の時以上に「はあ〜??」だった。目を醒ましたシェールは感動するかもしれないけれど、なんか観客は置いてかれちゃった感じ。(関係ないけど「20.30.40」のなかでも家輝扮するモテたい中年男が若い女の子に送るために花を買うが、ああ、なんか石田純一チック・・・)

勝手なことを言ってますが、でも、見られて嬉しかった。なにしろ家輝さんの役柄やビジュアルはかなりストライクでしたの〜〜@@ああ、わたしったら、マジに銀幕の中の若い娘さんたちにやきもちやいてこんなこと書いてしまったんだわ!なんてね。
本当はなかなかいいところもけっこうあるステキな映画でしたよ!
画像やショットがとても鮮明できれい、黄真真がかっこいい(あの声最高)、事件が起こるたびパパラッチの生態や店のおじさんたちの会話が現実味があって面白い、などなどと。
ああ、でも日本公開はどうだろう・・・。監督の今後の活躍に期待します。