『カンフー・ハッスル』

カンフー・ハッスル』を見た。先だっての東京国際映画祭ですでに見ていた家人がかなり笑えたように言っていたので、香港映画の大ファンというわけじゃない人にもそこまで受けるのかとかなり大笑いを期待して見に行ったのだが・・・・。ううむ。結論を言うと、私は『少林サッカー』のようにおなかの底から気持ちよくは笑えなかった。まず導入部分がエグい。舞台が暗黒時代で、黒社会との対立抗争から筋立てが始まるので仕方は無いが、コメディ映画と思ってお気楽を構えていたのでちょっと疲れた。何かウイットに欠けている。超攻撃型の痛烈アクションや功夫マスターたちの設定は面白かったが、はっきり言って誰も彼も汚らしい。設定が貧しく普通の人だからとかいうレベルではなく、とりあえずお金を取る作りものなら最低限のサービスはしてほしい。銀幕の中でスターオーラが見えるのがチャウ・シンチーだけって、それは無いよ・・・。林雪さんの独得なオーラさえも際立たない・・・。少なくとも『少林サッカー』では同じメンバーがもっと魅力的に見えた。アクション監督にはすばらしい達人がそろっているだけあって、うおーーー、ありえねええぇ〜〜!の技連発で痛快だった。しかしパロディギャグも今回はイマイチ冴えがない。チャウ・シンチーが頑張ったのは認めますし、すばらしい監督で俳優です。そして自分的に前作が面白すぎたというのもあるのですが、私的には今回は最高のエンターテイメントって感じではありませんでしたわ。好きな人はすっごい好きなんだろうな。かなりキワドイとこだと思うので皆さまのご評価が楽しみです。

実家のネット環境は貧弱なのでまだ動画は見ていなかったのですが、今日Kakakaさんのおかげで新曲を歌う動く天が見られて幸せ。ほんに一生懸命熱唱する天はかわゆい〜〜。でも、第一次看的時候はなんか運動会で走る我が子をハラハラ見守るお母さんの気分でしたよ。でも、一応全部見てからはかなり安心して、まあこれなら軽く全国大会は優勝できそうだし、うまくすればオリンピックも出られるかも!なんて親馬鹿な気持ちでニタニタして見ています。歌もかなりうまくなったし自作の曲もなかなか好い。
いやあ、これにてはっきりとまず5曲は現実に存在することが確認され、見るまで聴くまで信じないわよ〜と連呼していたわたくしめもそろそろ気持ちが盛り上がって参りました。生を見られるのはもう秒読み段階です。