「餃子三更2之一」

fai22004-11-07

東京国際映画祭で上映された『美しい夜、残酷な朝』(『三更2』)。この作品は前作の『スリー』と同じように3ヶ国の監督による3部作。香港編はフルーツ・チャン監督の『餃子』、韓国編監督は『JSA』『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク、日本編は鬼才、三池崇史監督。
私はちょうど29日は旅行中だったので見ることができなかったが、見てきた友人の感想を聞いてみた。日本上映では『餃子』がまず最初に上映され、続いて韓国の『割愛』、最後に三池監督の『盒葬』だったみたい。残念なことに韓国のイ・ビョンホン主演のパートを見た時点で席を立っていく人もちらほらいたとか。上映は4時ころからだったのだから全部見たところで電車がなくなるわけでもないだろうに。なんだかなあ・・・・。
『餃子』はやはりかなりカットされて編集されていたようだが、グロいシーンはしっかり残っていたそうで、友人は目眩がしそうだったと言っていた。監督はキワ物好きな陳果だし、あまり気持ちのいい題材ではないので、デリケートな方にはお薦めしません。三級編だし。

DVDはすでに「餃子三更2之一」のバージョンと「三更2THREE」の2種類が出ています。「餃子三更2之一」のほうが赤いボックス。DVDは両方見てみたが、3部作のほうはカットして短くしただけでなく、編集も変わり話もかなり違うものになっている。でも、さきに『餃子』をみてしまったせいか、全然物足りない〜!日本の上映もこれでしたのだろうか?これじゃあ、家輝はまるで添え物じゃないか〜?どうせ見るなら、いくらエグくても、キモくても、絶対「餃子三更2之一」のほうを見ましょう!