一人映画祭

まあまあいい天気だったのだけど、風邪気味だったし、久し振りにゆっくり一日中家で過ごした。午前中は家の掃除、午後はCDの整理をして、夕方からDVDを見た。いまテアトル新宿でやっている『マッスル・モンク』を見て、『大事件・ブレイキング・ニュース』を見て、そのあと『旺角黒夜』を見た。す。すごいラインナップ・・・!
『大事件』以外はDVDがイエスアジアから届いたときに一度見ていたのだが、じっくりもう一度見たくなって。『大事件』は面白かった。けれど、役柄的に当然とはいえケリー・チャンの印象が大変強かった。一方『旺角黒夜』のセシリアは、映画の舞台である大都会モンコックの夜に静かに完全に溶け込んでいた。そして見ている私も、徐々に一つ一つ折り重なっていく事実とその因果から起こる事件に深く吸い込まれていった。一度見終わったあと、別音声で更にもう一度映画を見ながら、イー・タンシン監督や出演者のインタビューが聴け、ティーチ・インに参加したような気分だった。いや、今日は「一人映画祭」で興奮してしまった・・・。