ドラマ雑記

  このところ、寒が戻り、雪が降る日が多い。先週の金曜日は一日大雪で、あっという間に10cm以上積もったが、今の時期の雪はもう春の雪なので、サラサラしていて溶けやすい。しかも土曜日はわりと気温が高めで強風だったので根雪にはならず、週末の間にあっという間に雪化粧ははがれてしまった。本日は、月曜日。サラリーマンは出勤の日なのだが、今日は朝から雨。そして今は雪に変わっている。今日は気温も下がっているし、また積もるのかな。
  というわけで、このところおこもりの毎日です。先週は4日間も甥っ子の子守りに行っていたし、なんか、子守りか籠りの毎日って感じ。でも、お家大好き人間なので、何日こもろうがそれはそれで全然大丈夫。全く退屈しないどころか、やりたいことがたくさんあって、寝るヒマも惜しいくらい。今は月末28日のフリマに向けてシコシコとビーズアクセサリー作りに励んでいます。
  以前は、何か手作業しながらテレビドラマを見たり、中華ポップスや語学教材のCDを聴いたりしたものだが、このところ、いちじるしく集中力が落ちて、ナガラ作業ができない。へんに音がうるさく感じて、静かなほうが精神的に落ち着いて集中できる。年のせいかな。だから、録り溜めたドラマなども食事の時や簡単な家事をしている時に、ダーッと見ている。何しろ、今クールはかなり好みのドラマが多くて。『ヴォイス』『銭ゲバ』『キイナ』『相棒』『神の雫』『トライアングル』『必殺仕事人2009』『特命係長只野仁』などは毎週かかさず見ています。『トライアングル』と『神の雫』は枠がかぶっているので、『神の雫』を録画して『トライアングル』をリアルタイムで見るようにがんばっています。この二つのドラマと『銭ゲバ』(ぶらぼー^^!マツケン!)は、連続ドラマらしく毎回話が次週を期待させる編集。あとのドラマはほとんどがミステリー感覚の一話完結なので、どこからでも見やすいし、見た後感がとても気持ちいい。『相棒』は言わずもがな。特筆すべきは『ヴォイス』。このドラマはストーリーが面白い上に瑛太石原さとみ中心に法医学生たちのやり取りも楽しい。法医学生の話なので、毎回、人が亡くなって(しかも解剖を必要とするような変死)そこから物語が発生するわけだが、話の筋立ては犯人探しではなく、瑛太たち法医学生の卵たちが、その亡くなったひとの死因や情況からその人の人生や心にまで観察推理を及ぼし、結果的に、残された家族の傷ついた心を瑛太たちが少し修復する、という物語。実は、私、このドラマによって、瑛太には『篤姫』に引き続き毎週泣かされている。瑛太って、本当に癖がなさそうなのに、「最も私を泣かせる俳優」ベスト1だ。『キイナ』も、菅野美穂演じるキイナの超能力まがいの事件解決能力は突拍子なさすぎの感もあるとはいえ、なかなかに面白い。そのほか、毎週楽しんでいる『特命係長』や『必殺』。考えてみると、結局、私が好きなのは、「天才(あるいはちょっと変わった特異なキャラ)が事件を解決、一話完結!」的ドラマのようだ。ふむ、コレなら集中力もあまり必要ない。例え1回や2回見逃しても全くストレスにならない。いつからでも見られる。過去好きだったドラマも確かにこういうのが多い。大ヒットシリーズの福山の『ガリレオ』もそうだった。木村拓哉主演『HERO』や、『古畑任三郎』シリーズもしかり。古くは『刑事コロンボ』や『ミス・マープル』。ここまで書いて自分で納得。だから私は韓流ドラマにはまらないんだわーー。

  ドラマに関してもうちょっと。『ラブシャッフル』は内容はばかばかしいのだけど、キャストが良くて捨てきれず、毎回早送りくらいで見てしまうが、前回、谷原章介が演じる精神科医が好きな相手がカメラマン役の松田翔太だと分かったところで、ちょっと捨てられなくなってしまったかも(笑)。だからといって、私は腐女子体質が強いわけでもなく、『天地人』にもそれほどこない。『天地人』は毎回見てはいるが、イマイチ。色々問題点はあるが、まずブッキーの泣きが多すぎてダメ。ドラマの登場人物はあまり泣いてはいかん。見ているほうの心は冷めまくり。先週、「もう泣きませぬ!」と誓ったばかりでもう今週泣いていた。ま、NHKには、今月28日から始まる『白洲次郎』と、『坂の上の雲』を期待しています。

http://www.nhk.or.jp/drama/dramalist/shirasujiro.html
スペシャルドラマ坂の上の雲/NHK 松山放送局|坂の上の雲
 
  
  追記。腐女子心は強くないとはいえ、先週、地元のお友達に借りて、かなり面白く読んだ漫画、『昨日何食べた?』。サイコー!

きのう何食べた?(2) (モーニング KC)

きのう何食べた?(2) (モーニング KC)