今日はお彼岸

  本日から第32回香港国際電影節が始まる。花粉逃避旅行に香港へ行きたかったなあ〜
http://www.hkiff.org.hk/chi/index.php

レオン・ライが結婚したというニュースを発見〜☆ 四天王の中で2番目のゴールイン。おめでとうございます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080316-00000011-rcdc-ent
  
  レオンといえば、そろそろ梅蘭芳が見られそうだけど、13日はシアター・コクーンで上演中の東山紀之の『覇王別姫 さらばわが愛』を見た。チェン・カイコー監督、レスリー・チャン主演の映画は映画ファンの間ではあまりにも有名であるため、蜷川幸雄演出の舞台を東山がどう演じるか、みな興味しんしんだったに違いない。もちろん、私もその一人。舞台版の開幕冒頭シーンは、刃を振り上げた母親が子供に追いすがり、指を切り落とそうとするシーン。実際の役者が演じているがコマ送りのようなスローモーション。生活に貧した女が子供を京劇団に売りに行き、子供の指が6本あったため劇団には入れられないと言われ、自らの手で子供の指を切り落とす、あの、映画の冒頭でも心臓をわしづかみにされた恐ろしいシーンが舞台の上で再現された。京劇団員の踊りや演技、音楽、舞台美術、なるほどと思うことばかりではあったが、まあ、こんなものかという感じ。東も頑張っていた。まずは果敢にもレスリー様の当たり役を演じたというところに花丸かねえ。でも、東も遠藤憲一も私の耳には声がイマイチ通らない気がした。木村佳乃は菊仙役としては地味ながら、声と歌は一番存在感があった感あり。私がいちばん気に入ったシーンは、ベタだけど赤旗を振り回して共産党の歌を党員が歌って行進するとこだった。・・・って、それ、どうよ。

  それにしても、演劇やミュージカルなど舞台の感想は難しいわ。はっきり言って面白さや意図するところがわからないものも多いし。私はミーハーな一般人なので、つまらないものやわからないものを褒め立てたりする義理もないし、高いお金払って見に行くのだから、それなりに楽しませてもらえないと駄々こねたくなります。