人生いろいろ

 最近、知人が著した本。
 どちらも、読ませてもらって、なるほど、人生にはいろいろな転機や提案があるんだなあと感心しきり。
 『それでもお店が開きたい!』、前半では、カフェやパン屋さん、雑貨屋さんなどが紹介されていて、お店やグッズの写真や装丁がとても綺麗で可愛くて、見ているだけで幸せな気分になる。後半のショップを立ち上げた人たちへのインタビューもなかなか興味深く読んだ。皆さんがステキなお店を開くまでの道のりや工夫やアイデアがいっぱい詰まっていて楽しかった。

それでもお店が開きたい!―小さなお店をつくるためのアイデア&スピリッツ

それでもお店が開きたい!―小さなお店をつくるためのアイデア&スピリッツ


 『手元供養のすすめ』のほうは、提案としては、なるほどと思う。知人の寺住職などとも以前こういった話題で語り合ったこともある。私はよく友人に「私が死んだら、灰は東シナ海にばら撒いてほしいわ」などと言っているが、これは全く本気ってわけでもないけど、だからといってジョークってわけでもなく、まあ、そのくらい、亡骸や葬り先なんてどうでもいいってことです。だって、死んだら何もわからないもの。私は一陣の風にもならないでしょうし。・・とはいえ、母や親戚の供養などはやはりお墓参りに行っている。一応仏教徒としてお墓はお釈迦様の仏舎利卒塔婆に通じるものだから粗末にはできない。でも、本当の供養とは、やはり人間の心のなかにあるものなんでしょうね。