『華麗なる恋の舞台で』
ル・シネマに『華麗なる恋の舞台で』を見に行く。サマセット・モーム原作『劇場』の映画化。アネット・ベニング主演。
いや〜〜、今年見た映画の中で、もう最高!!キャストも良ければ、衣装や美術も素敵、ラストは歓喜の声を上げ泣き笑いしたくなるくらい痛快!映画見てこんなに気持ちがスカッとしたのも久しぶり!モームの描いた年増オンナのベテラン女優をアネットが最高の演技で表現。素晴らしい!の一言に尽きる。この映画に関しては、どの映画評も全く大げさな評価ではないです。ああ、わざわざ見に行ってよかった〜。アネットは1958年生まれ、少々小じわも目立ってきたけれど、とても聡明で美しく本当に素敵。ウォーレン・ビューティがいまだゾッコンなはず。今夜これからBS2で放映される『アメリカン・ビューティ』にも主演。
しかし、本当に歳を経るごとにモームの小説が大好きになる。若いとき読んだおりにはさしたる共感もなかったんだけどね(笑)。と、いうことで、『華麗なる恋の舞台で』、ベニングと同世代の人には特にオススメ!
- 作者: サマセット・モーム,William Somerset Maugham,龍口直太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/12
- メディア: 文庫
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