24時間テレビ

 昨日の夜から起きている間はずっと日本テレビを見ていた。テレビをつけたらずっとカメちゃんやアンガールズが出ているのだからやはり気にならずにいられなかった。笑いあり、涙アリ、構成もなかなか良かったので飽きることもなく、結局、高円寺阿波踊りにも行かずラストまで見てしまった。
 カメちゃん主演のドラマ「ユウキ」は感動ものだった。世界で8番目に頭蓋骨が溶けていくという難病にかかった青年の物語、実話をもとにしているが、その青年をカメちゃんがとても健気でさわやかに演じていた。涙なしには見られないドラマではあるが、主人公の友人を思う気持ちや前向きな姿に学ぶものも多かった。
 アンガールズが100キロマラソンを完走して武道館に到着した時は、なんだかホッとした。山根くんは終盤も結構余裕みせていたが、田中君はかなりキツそうだったので、彼らの進行先に武道館が見えてきたときには、なんか見ているこっちまで、安堵しほのかな達成感を感じてしまった。仕事とはいえ、よく頑張ったなあ、アンガールズ。会場に到着した山根君も田中君も、余裕でラストの大合唱「サライ」に参加していて、その笑顔がとても爽やかで気持ちよかった。24時間マラソン、最初は何でこんなことさせるの?と思って見ていたが、このラストの笑顔を見ると、やはり頑張った人だけにある輝きみたいなのが二人をオーラしていて、なるほどなあと思った。この二人のおかげで視聴者もちょっぴり一体感を味わえたわけだし。

 今年の24時間テレビのメインテーマ「絆」にたいする各界の人からのコメントで、ジャッキー・チェンヨン様なども顔を出していた。中でもとりわけ印象的だったのはヨン様だ。この方の笑顔の威力ってほんとダイナマイトなみ!最初ちょっと悲しい表情をして、そのあと優しい瞳で美しい口元をほころばせてニコッと笑うヨン様スマイルは、ものすごい好い人オーラを放つ。私なんてファンでなくても、この人が「アジアの私の家族」なんて言ったらちょっと団欒に参加して癒されたくなるってもんだわ。まさにチャリティの顔ですね。

 そして、やはりカメちゃんたちも全員よく頑張っていた。VTRでいろいろな障害を乗り越え健闘する人のドキュメントが展開される時も、じっと真剣に見入るカメちゃんたちだった。KAT-TUNメンバー、若いけどみな専業精神すごい。ふだん私の目にはボーッとして見える(失礼!)仁にさえ、今度ばかりは感動させられてしまったわ。はは・・・。良い番組でした。