「BEST CLASSICS 100」

 中華ものから遠ざかりたいのは、心が沈んでいるとかいうのではなく、脳が疲れてるんだと思う。脳が外国語を拒否しているの。ものすごく。だから音楽も詩がないものがいい。なので今はクラッシック・ブーム。
 去年の春ケンちゃんが来た時、心斎橋のHMVで場所代がわりに購入した「BEST CLASSICS100」。白いジャケットのCD集、なんと名曲抜粋100曲、CD6枚で3000円だったので迷わず買ってしまった。母が好きだったので実家にはたくさんレコードやテープがあるが、もうほとんど聴かなくなった。レコードステレオが傷んだままだし。職場に音大出のピアノ高手やソプラノ歌っている同僚がいて、彼女らは指揮者や演奏者にこだわってCDを買ったりしてるみたいだけど、私は全くの門外漢なのでこの6枚はとってもお得でBGMに最高。

 気が下がってる時は1枚目の「元気が出るクラシック」をかける。10曲目の『ジュピター(惑星より/ホルスト)』が流れるころにはかなり気も上がってくる。
 DISK2の「リラクシングクラッシック」には『G線上のアリア』や『カノン』『月光』『新世界〜第2楽章』など超ポピュラーな曲ばかりで、私は大好きな曲ばかりなのでとても癒される。流れていても全く邪魔にならないのでパソコンなどしてるときは今はこの2枚目が一番よくかかっている。
 「ボーカル・クラッシック」には『トゥーランドット』からテノールの「誰も寝てはならぬ」も入っていて、銀盤の荒川選手のイナバウワーがまだ目前に浮かんでくる。
 DISK5「フェイヴァリット・クラッシック」もかなり嬉しい。グリーグの『朝』やショスタコーヴィッチ『ロマンス』、ベートーベン『田園』第5楽章などなど金曲の数々。何しろお得な名曲集であった。


ベスト・クラシック100

ベスト・クラシック100