幸せの代償

fai22006-04-19

 どんなことにも必ず代償が必要だとしたら、今回の楽しい香港旅行の代償がこの大風邪なのでありましょう。でも、熱はほとんど下がり、まだ咳と鼻ずまりで声がかなりかすれているけれど、仕事には出られるので、ホッとしております。これ以上廃人になるわけにはいけないものなあ。・・・にしても、これが3年前のSARS全盛の時期なら自分もまわりも真っ青になってるころだわね。こう、咳が出たのでは・・・(汗)。

 そして、舞台の話。
 舞台の演出ですが、家輝さんの出演シーンで、後半范柳原が白流蘇に電話をかけるシーン。前回は舞台の真ん中から二つに分けて、リバルスベイホテルの白流蘇の部屋と范柳原の部屋に区切られていた。そこで、電話をかける范柳原と電話を受ける白流蘇の二人の姿が観客には見えたのですが、今回は、范柳原の部屋は舞台に作られず、家輝さんは最初電話の声のみ、そして途中から舞台に現れて独白をするという演出でした。こういう演出に変えたのは毛導演の考えだそうで、観客により想像力を働かせてもらいたかったから、ということで、私は今回の演出はなかなか良かったと思いました。