『SPL/狼よ静かに死ね』

fai22006-03-02

『SPL/狼よ静かに死ね』3月4日公開です。
(→このタイトル字、華仔のお手らしい。本当にたいした書家ですね。すばらしい!)

群英会电子娱乐-官方授权

結局、新宿オスカーにライター付前売り券を買いに行こう行こうと思いながら、このところなかなか歌舞伎町まで行く機会がなく、もう今週末には公開になる。香港映画ファンなら絶対逃せない作品だが、一般的にはロングランってことはないと思うのでなるべく早めに見に行かなければ。
 『SPL/狼よ静かに死ね』は東京フィルメックスで見たが、その時からもう公開が楽しみだった。先日、サモ・ハン・キンポードニー・イェンウー・ジンが来日し、公開記者会見が行われたようだ。キャストは谷垣健治さんほか、サイモン・ヤム、リュウ・カイチなど渋い面々もそろっている。サモハンの愛息子、天明も出演。

映画は全体的に大変よく私はとても好きだが、もしかしたら、前半が好きな人と、後半が好きな人とに、別れるかもしれない。私は前半に感動、後半に脱帽って感じ(笑)。

 この映画の葉偉信監督、『OVER SUMMER 爆裂刑事』で印象的だが、最近では『ラヴァーズ&ドラゴン』が日本でも香港映画祭時に公開された。ほかに『ジュリエット・イン ラブ』や『スパイチーム SPY TEAM』『トランサー 霊幻警察』などが代表作の期待の監督。
 そして、この監督にはもうひとつ注目するところがある。実は私的香港男前監督ナンバーワン奨はまさにこのウイルソン・イップ監督。以前、この方を間近に見たとき、あまりの男っぷりに目が釘付けになってしまった。ニヒルでワイルドで、そしていかにも聡明そうで、く〜っ、渋い!本物は写真の数百倍かっこいい。まじです。葉監督は俳優業もされているが、多くの香港俳優のように愛想がいいという感じはまったくしないタイプ。いつもニヒルで、ニコリともしないイメージが強い。ただシャイなだけかもしれないけど。それは、新作プレミアに出場された時や、DVDの製作特別編などの映像でも同じ。笑った顔見たことがない。なので、私的笑わない人ナンバーワン奨もこの方である。ありゃ、失礼!映画の風味を損ねかねないミーハーな話になってしまいましたね。撤収。