家輝さんが撮影した南極のペンギン

fai22006-01-24

 香港に行くつもりだったので仕事は今日まで休み。寒かったので結局日曜月曜はだらだらしてしまったが、今日は天気も大変よかったので銀行の手続きや運転免許更新等に出かけた。運転免許は今は新宿警察ではなく都庁でできるようになって便利になった。受付→眼の検査→書類発行→写真撮影→そして講習。東京では全然運転していないので無事故無違反の優良ゴールドカードなので、講習は約30分。15分位話を聞いて15分位DVDを見て、講習が終わったときに免許が発行され、5年前の更新時よりとても簡単に手続きが終わった。
 免許の更新が終わって都庁の中の三省堂を流して帰ろうと思ったとき、ふと展望台に上るエレベーターを見たら、誰も人がいなかったので、天気も最高だし、これはいい機会だ、富士山でも拝んで帰ろうと、南展望台に上ってみた。富士山の上には少し雲はかかっていたが、空気も澄んでいて武蔵野平野の遠くまでとてもきれいに見えた。上から見るとまだ結構雪も残っていた。
 久々に明るい昼間の東京を見晴るかしたのも新鮮だったけれど、思わぬ今日の一番の収穫は、展望台のロビーに展示してあった小中高生の絵画。東京都選挙管理委員会が選挙権を持つ前の児童や生徒に政治や選挙に対して関心を持ってもらうことを目的として、毎年度明るい選挙啓発ポスターコンクールを実施しているそうなのだが、都庁展望台にその入選作品が展示してあり、どの絵もどの絵も味があって、とても興味深く見て回った。優秀賞のトキワ松高校の学生さんの絵は、大漁の幟と歌舞伎絵をミックスしたようなすばらしい作品で、もうプロ真っ青な発想で、思わずうなってしまった。
 私は常々、時間があったらデッサンやイラスト、そしてエッチングを習いたいと思っているのだけれど、言ってるだけではだめね。描ける人は中学生だって、本当にしっかりしたデッサンだし、色使いも目が覚めるほどみずみずしく美しい。今日の生徒さんたちの作品にはたいへんに啓発され、すがすがしい気持ちになりました。