読書の秋

fai22005-10-16

 夏からずっとバタついていて長編小説を読む心の余裕がなかったのだが、さすがに読書の秋とはよく言ったもので、めちゃくちゃ没頭できる長編小説なんか読みたい気分炸裂中。
 以前から気になっていた「デセプション・ポイント」、グレースさんが早速送ってくださったので嬉しい。多謝!
 週末は新宿南口のブックファーストに行った。最近はアマゾンや会社の入っているビルの中の近藤書店、小田急10階のの三省堂で買うことが多く、ブックファーストは久し振りに行った。ルミネ5階のブックファーストは改装後は店舗が拡大してはいるもののワンフロアしかないのでゆっくり見て回っても疲れない程度のスペース。同フロアのスタバはいつも満席だが、書店内所々に椅子もあるので、ゆっくり立ち読み坐り読みもできる。アート系やサブカルものは結構充実している。以前からミスティちゃんが絶賛していたリリー・フランキーさんのエッセイ集「美女と野球」を見つけてページをめくったら、前書き読んだだけでもう笑いが止まらなくなってしまった。面白い!面白すぎる〜!!例えが古すぎるが、大昔、筒井康隆に嵌まった時と同じ位の衝撃的面白さだ。久し振りに感動的にツボに嵌まったエッセイに出会えて嬉しくなった。「東京タワー」も今度読んでみたい。
 今日買ったのは、あと松尾スズキの「これぞ日本の日本人」、浅草キッド水道橋博士の「本業」、喜国雅彦国樹由香の「メフィストの漫画」、小池真理子「狂王の庭」、ソポクレス「ギリシア悲劇」など。長編小説なんて思ってたけど、なんかやっぱりサブカルもの買っちゃうんだなあ(苦笑)。