「スカイ・オブ・ラブ」

恵比寿に行ってきました。今日の恵比寿は最近行った中でいちばん人が多かったように思う。
「お、ケンちゃんの映画が始まったせいかな?すごいわ〜ケンちゃん人気☆」なんて思ったのだけど、実は写真美術館のチケット売り場に並んでいた方々の目的は全然別だったんですね〜(汗)。
こちらの高尚な写真展がお目当てだったようです。
東京都写真美術館

ともあれ、「スカイ・オブ・ラブ」もけっして高尚でないわけではありませんぞ。
これは、ただのアイドル映画とお思いになりませんように。なかなかの佳作ですよ。私はもちろんDVDで既に見てましたが、何度見ても感動のツボがあって、今日も知らず知らずのうちに涙がポロリ〜ンと頬を伝ってしまいました。お話は「マジック・キッチン」のように明るくはないけれど、とてもよくできている。登場する3人の女性はだれもが等身大でそれぞれに性格もかわいいし理解できる。ケンちゃんは声と顔がいいだけじゃなく(親の欲目)、初主演作にしては演技も良い!演出に関していろいろ言えば限りなくツッコミどころはあるけれど、全体的には愛の意味や運命のせつなさを時空を越えて感じさせてくれるステキな映画。ジジ・リョンは本当にかわいい。とても個人的な好みによる私的大ツボは、ケンのガールフレンドが待ちぼうけを食ってレストランのテーブルの白い卓布に、「家輝、家輝、家輝、・・・」と落書きして帰り(そう、この映画のケンちゃんの役の名は家輝なんですね〜)、そこに、ケンがやってきて落書きに気づき、「宣宣」と彼女の名前を書き添えるところ。ううっ。ココで泣けるのって・・・私だけ・・・?とにかく、F4ファンでなくても映画が好きな方は絶対お見逃しの無いようにお薦めいたします。