アンディのファンミ追記

 もう一週間前のことになってしまったが、まだまだ鮮明に覚えているアンディの天地イベントの追記を。


 今回は少し早い彼の誕生日祝いもかねていた。(本当の誕生日イベントは8月20日に香港で催される予定、なんとファンはイベントに参加さえすれば年に数回は必ずアンディに会える豪華なファンクラブ)ファン全員に一枚ずつ和紙で折り鶴を折ってきてもらい、それを香港スタッフが用意したケーキ型の張りぼての周囲にピンで止めてデコレーションし、そのケーキの天辺に、入場の際ファンが1人ずつサインした大きな和紙で作った特大折り鶴を飾り、特製折鶴ケーキの出来上がり。それを見てアンディはもちろん喜んでいましたが、「ええ〜?今誕生日しちゃったら、また一つ年取っちゃうし、そんなに早く年取りたくないよ〜」なんて、おっさんらしいギャグで沸かせてくれました。見かけ年齢全然変わらないアンディも思えばもう40すぎ。確かに誕生日がゆっくり来てほしいお年頃かも(笑)。


 今回のイベントが、落ち着いた雰囲気のなかにも和やかに楽しく盛り上ったのは、いつもボランティアで会のお世話をしている香港スタッフの尽力と、それからもう1人、周先生の流麗かつ端的な通訳のおかげによるところが大きいと思う。躍動感のある広東語のニュアンスをちゃんと残して周先生が落ち着いた丁寧な日本語で上手に表現されるので、私たちは聞いていてとても気持ちよかった。やはり、広東語通訳の2大ダンディは、周先生&辻村さん。「インファナル・アフェアⅢ・終極無間」の時だったか、お二人が揃い踏みでとてもステキでした。


 会の中盤、アンディさんが、いきなり右手を挙げ、手のひらをかざし、「さあ、儀式をしよう、みんなも手を挙げて。今から僕がみんなにパワーを送るよ。さあ、受けとめて。いち、に、さん・・・!」と全く宗教家のアンディらしすぎる儀式を行ったのには、私的に大ウケでした。本当に私の手のひらにも劉徳華大師の気が伝わったのか、ボッと火がついたように一瞬熱くなったの。(笑)さすが、アンディ、徳の高さはもうタイの偉いお坊さんに匹敵するくらいのところまできていますね。カリスマと崇拝者という意味ではファンクラブはたしかに一種の崇拝者集団。ふうむ。これは華仔天地教だったのか(爆)
 
 それから、ファンの中に、毎回必ず華仔のために代表作品の扮装をさせた手作りのベアのぬいぐるみを作ったり、彼のイラストを額装したりして、プレゼントをしているすばらしく手技の器用な方々がいらっしゃるのですが、華仔はちゃんとそれも覚えていて、彼女たちを自ら指差してみんなに紹介していました。特にこのベアはお気に入りのようで、今まで送られたものを全部いつか天地のショーケースに陳列して飾りたいと言っていました。すばらしい〜!やはりどんな大巨星にでもちゃんとファンの真心は届いているのですね〜。いい話です。

 ファンからの質問コーナーから。
ファン:「私は失恋で落ち込んでいたとき、アンディさんの歌や映画で立ち直りました。アンディは失恋したときどうやって立ち直るの?」
華仔:「君たちが僕を見て立ち直るのと同じさ。僕も君たちを見て元気になるよ!」〜スバラシイ!
ファン:「次回はボーリング場でイベントしてください」
華仔:「それはいいね!じゃあ君、いい会場探しておいてね、次回はボーリング場かこのスタジオでコンサートをしよう!」〜マジ、ヤルヨ、アンディナラ。
またこんなことも。華仔:「みんな次回は彼を連れてきてね。そうしたらイベントももっとたくさんの人が参加するよね。あ、彼はそのあと捨てちゃって、また新しい彼も連れてくればいいよ!」
〜ヲイ、ヲイ、ヲイィ〜、、マア、コレガホンネネ@@


 プロデューサーとしてのアンディさんからのひとこと、「みんな、何か僕にやってほしい役柄とか、見たい映画とかあったらどんどん意見を言って。今、僕はお金はあるんだ。良いアイデアなら、なんでもやってみるよ!」ということです。みなさま、アンディさんにいい企画があったら、ぜひお手紙を書いてあげてください(笑)冗談ではなく、彼もいつも真剣にいろいろ新鮮な企画を模索しているのでしょうから、海外のファンの意見やすぐれた才能には敏感なはず。本当に彼くらいになると、自分のやりたいことができるんだなあ。しみじみ感動。


 その華仔天地も結成17周年を迎えるらしく、会場の巨大スクリーンで会の歴史がビデオ放映された。そのビデオのBGMは、先ごろ香港で大流行だった「大長今」のテーマ音楽。それもケリーの広東語カバーバージョンではなく、オリジナルのハングル歌詞。お、おい、おい、きみたち〜、韓流に走っている日本人をあきれ顔でちょっぴり非難したのはどこのだれ〜?君たちこそ、なんか変じゃない〜??ここのBGMは「今天」とか「17歳」とか、「謝謝イ尓的愛」でいいんでないかい??

 なんて、突っ込み入れるとやはり限りなく面白いアンディ&香港。
これだから、やめられないんだな〜。
 華仔はファンミの翌朝ご機嫌で帰港したそうです。彼にとっても日本でのファンとのふれあいが励みになって、またさらに良い仕事を頑張って続けてほしいものです。ありがとう&ご苦労様、華仔