家輝が受難に・・・!?

私が若さまにほろほろしている間に、大殿がたいへんなことになっているみたいだ!家輝さまは現在北京で歴史映画《太行山上》を撮影しているそうなのだけど(香港演藝界のスマトラ津波支援チャリティーイベント「愛心無國界演藝界大匯演」の中継でも姿を見なかったのでまだ中国だとは思っていたが)彼は劇中、名将;賀炳炎に扮する。賀炳炎は抗日戦争で右腕を失ったのだが、梁家輝の演じた役柄では左腕が切れている。このことで賀氏の家族が不満を申し立てているらしい。スタッフのうっかりミスなのか、最初から右利きの家輝が右腕がないと演じにくいので確信的にそうしたのかは定かではないけれど、賀炳炎が右腕が断たれていたため、毛沢東が唯一軍式敬礼を免除したというのは重要な史実だ。**(1945年4月、賀炳炎は党の第7期代表大会に参加した。会議の合間に毛沢東が炎のようにはためく紅い旗の中にこやかに歩いてくる。賀炳炎は感動して立ち上がり、胸をまっすぐに伸ばして左手を挙げて毛沢東に向かって敬礼した。毛沢東は右手で彼の左手をしっかりと握るとこう言ったという。「賀炳炎同志、あなたはただ一本の腕の将軍だ!以後、あなたはこのような敬礼はしなくてよろしい!」)**
撮影スタッフはこの事実を知った後、映画は芸術作品であるから史実との違いを許可してもらおうと奔走する一方、もし、左手一本での演技になった場合、家輝が演じにくいであろうため、片腕での剣術の動作設計を改める予定もあるらしい。また同時に賀家と協議して字幕で説明する方法をとるとかいろいろ解決方法を図っているが、1月9日の時点では依然として共同認識に達していないらしい。

香港映画の設定には甘いところが多々ありますが、それが突込みどころとして面白いところではあるのですが、ドキュメンタリーや歴史劇のような種類の場合はもう少ししっかり検証するべきですね。私らのような素人でも、独身役の男性の薬指に結婚指輪が光っていたり、古装片の女優のラメ入りマニキュアとかが、ものすごく気になったりするのです。まあ一時が万事ってこともありますし・・・・

それにしても・・・心配です。
老天爺さま、殿の受難をどうかお救いください。
家輝さまは軍人の役を演じるのが長年の念願であったらしいから、今度の賀炳炎将軍の役はさぞ力が入っていることでしょう。無駄なストレスなどなく全身全霊のお仕事が出来ますように。(またノーギャラ友情出演のようですが・・・)
しかし、この映画は抗日戦争をも扱っているのでまた「日本鬼子!」とかあの声で叫ばれるのかと思うと私的には内心微妙・・・(汗)。

関連記事↓
http://ent.people.com.cn/BIG5/1082/3098854.html