木曜日はドラマの日☆

★「黒革の手帖」も役者が出揃ってますます戦いが過激になってきた。でも、いまのところ、米倉のひとり勝ち。和服姿の米倉の演技は、以前の山本陽子のそれにかなり似ている。後ろを振り返るときのちょっと斜にかかった目線とか、きびすを返したときのあごの上げ方とか、そっくり。昔のビデオでも見て研究したのかしら。

☆ 「大奥」も第2部が始まり、すでに春日局の天下。〇色、家光公は、大奥に山といる女に興味を持たず、御台所さえも遠ざけているが、ただこれ、慈悲に満ちた表情のキリスト信者の女性や、瀬戸朝香扮する御仏にお仕えする尼僧にのみ、心の安らぎをお感じになり・・・・。

★「チャングムの誓い」は先週分の録画「母の教え」を見た後、5回目の「変革」を見た。風邪を引いているせいもあるが、もう、手にもったタオルがぐしょぐしょになるほど、涙なしでは見られない。主役の子役の女の子がうますぎる〜〜!!愛嬌ある顔だちがかわいくて、一生懸命さが本当にけなげで、心奪われっぱなし。この子が宮廷の先輩や同僚の女の子にさんざんいじめられるのだが、もちまえの素直さと賢さで苦境も乗り切って、宮廷料理人をめざす。この子に毎回、ぐしょぐしょさせられたり、スカーッとさせられたり、ほんとにひさびさに楽しめるドラマだ。どこの国のドラマも子役がうまいと盛り上るなあ〜。5回目の終わりから、少女は大人になって、イ・ヨンエ大美人さまに交代したが、もう少し、あのかわいい子で見せて欲しかったなあ。日本語の吹き替えもとても雰囲気が出ていてよいし、ラストの曲が朝鮮伝統民族音楽テイストの唱歌っぽくて、内容とあいまってかわいくて大好き。チャングムちゃん、ほんと、かわいかった。おしんほど悲惨ではなく、健康的で。ぐしゅ、ぐしゅ。ああ、おもしろかった。