東京国際映画祭チケ取り

今年もまた映画祭の季節。東京国際映画祭のチケットが10月9日から発売された。今年は押し寄せる韓流の高波とSMAPストームが渦巻く中でのチケット争奪戦となった。もちろん私もこの連休は梁家輝(レオン・カーファイ)出演の香港映画のチケット取りがファーストイベント。友人には香港映画ファンが多いので、みな9日売り出しのなかでの第一希望は映画祭オープニングイブの「2046」、そして「美しい夜、残酷な朝」。両映画とも日本と韓国の超人気スターが出演してるとあって狙ってるのは香港映画ファンだけではない。果たして無事チケットはとれるのか・・・?

結果・・・あいやーー!今年は予想をはるかに越えて、すごかった〜!!
なにしろ9日は私が並んだ新宿の某ぴあ店頭では先頭の人以外、王家衛監督「2046」もイ・ビョンホン主演の「誰にでも秘密がある」も取れなかったのだから!
別の店頭に並んだ友人も、前から3番目に並んでいたというのに「売り切れです」といわれる哀しい結果に・・・。私の携帯には10時5分ころには友からの失意のメイルが続いて届いた。本当に、なんてこと・・・早朝から並んだ人どころか、徹夜した人もゲットできないなんて・・・!こ、こんなことがあるんだあ・・・!?

悪夢は9日ばかりにとどまらず、今日も恐ろしいことが・・・。
今日はぴあの並びもいいし(2番)、まず楽勝かも〜なんて鷹揚に構えていたら・・・な、なんと「ブレイキング・ニュース」が即刻完売・・!そ、そうかあーーーブレイキングは上映が2回しかない上、24日(日曜)は、ル・シネマ2で収容人員126人、29日は六本木ヒルズのSCREEN6、収容180人というかなり手狭な映画館での上映だったのだ。ぬかったぁ〜・・しかし、もうこれはどうしようもない。できるだけの努力をした結果、これだもの、落胆というよりなんとなく腹立たしくなった。せめてもっと大きな上映館だったら・・・なんてったって、いま一番旬のジョニー・トーなんだから・・・。
「大丈夫」はなんとか23日のチケットをゲットしたが、これもあっという間に完売だったみたい。午後3時ころ電子ぴあで確認したら、25日のチケットはまだ残っていたからやはりみな先買いは土日に集中したようだ。

でも、まあ「2046」も23日から上映開始だし、今回見られない他の映画も近い将来の一般公開を期待しましょう。ほかにも珠玉の作品がたくさんかかる今年の東京国際映画祭。中国、香港映画ともに新作が多く上映されるので、ファンにはたまらない(忙しくて?)秋の週間になりそう。