『霜花店（サンファジョム）〜運命、その愛』

気になっていた『霜花店（サンファジョム）』をやっと見ました。
気になっていた理由は、洋の東西を問わず大好きな王朝時代劇コスプレ、しかも王室ドロドロもの。そして噂の同性同士、異性同士の激しい愛情シーン。
福岡ではキャナルシティの朝10時からの回しか上映がなくて、朝に弱い私、しかも朝一番からそんな激しい濡れ場シーンを見るのはどーよ、と思いながらも今週で上映も終わるそうなのでやはりがんばって行って見ました。
映画は、期待通り、・・・いや〜、期待以上かも。結構よかったんですね〜、これが。
もちろん件の「王＆ホンリム」「王后＆ホンリム」のシーンも期待を裏切らずものすごかったけど、それよりなにより、ストーリーは意外に分かりやすい悲恋もので異国の時代ものとはいえまあ感情移入もしやすく、そのうえ、剣や素手でのアクションシーンが満載、かなりハードな作りではあるけれど、嫌な感じを持たせないし、飽きささず、最後はちょっと胸にキュンとさえくる切ないラブストーリーでした。

王后は『宮〜Love in Palace〜』のミン役のソン・ジヒョ。綺麗で似合っていました。私の中ではこの人時々ツインズの阿嬌にかぶります。
ホンニム役はチョ･インソン。高麗王はチュ･ジンモ。そうか、この人『カンナさん、大成功です』の人か。しかもキム･ギドク映画(『リアル・フィクション』）にも出ているとは知らなかった。見なくっちゃ。・・ってか、『霜花店』自体もう一回見たいわ。ソラリアシネマで再映やらないかなあ。
『霜花店(サンファジョム)－運命、その愛』オフィシャルサイト | シネマート-Cinemart-

韓国テレビドラマのほうは、たくさん見ていると時間をとられてきりがないので、老後の楽しみに取っております。時代劇を２〜３本くらいならなんとか毎週でも見られるかな。今、見ているのは『龍の涙』、『善徳女王』、『イルジメ』。でも、『龍の涙』はＢＳで毎日放映なので、既に挫折しました。いつかＤＶＤレンタルします『善徳女王』は妖女ミシル（コ・ヒョンジョン飾）の恐さにやられてしまい、毎週欠かさず見ています。このドラマはものすごい好き。珍しい新羅（シルラ）時代もの。脚本は『大長今(チャングムの誓い)』のキム・ヨンヒョンだそうで、なるほど、うまさはどうに入っている。それにしてもまだ18回。全50回だか62回だかのロングランに私はどこまで持ちこたえられるだろうか。
『善徳王女』でも『霜花店』でも、時代劇には花郎（ファラン）という王を守る美男子戦士集団が出てきますね。この郎徒のいでたちの格好よさといったら･･･！王女やミシルのコスプレも美しくきらびやかですが、韓国時代劇ものの花郎姿は、かの国のイケメンスターをさらにさらに引き立てる素晴らしい装いですね。子役が着ているのも可愛いし。