ああ･･金城クン・・・（遠い目）

　映画はぎりぎり『投名状』が見れました。清国時代の、戦乱の大陸が舞台、李連杰ジェット・リーと劉徳華アンディと金城武が兄弟の契りを交わすのだが、これに女が一人かかわる。なかなか映画は迫力満点で面白かったが、いかんせん、ジェット･リーがたまらなくヤな男の役でアングリ・・・（笑）。彼は清国の将軍役なんですが、自分の軍が大敗してうらぶれているところに、アンディたちと知り合い、共に戦い共に死すと兄弟の誓いをたてるのだが、いろいろあって結果的にアンディたちを利用するような形になる。しかも、アンディの奥さん（徐静蕾）にまで横恋慕しちゃって・・・。時代こそ違え、街のゴロツキを利用する政治家みたいな役どころ。ま、最後にはその上にはその上もいるのですが、なんだか、ジェット・リーのおかげで、すっきりしない（笑）兄弟ものではあった。アンディの奥さんにとんちんかんなプロポーズしたシーンでは香港人も失笑していたが、私もかなり「はあ〜？？」って感じで思わず笑った。このところ、香港の映画館で起こる香港人の笑いや反応がとても的確で、思わずツボに入って、私はうなってしまうのである。ま、そんな映画。でも、かなり、突っ込みどころ満載で面白かった。アンディの蘇州でのシーンは『墨攻』のときとちょっとかぶりました。徐静蕾はもともとかなり好みでない女優なのだが（賢そうすぎて可愛さもなければアマゾネス的色気もない）、今回の役もじれったくて、何度、「お前がイカーーン!」と私は心の中で叫んだことか・・・（汗）。『投名状』、夜場の９時40分頃スタートの回を見たので、終わってからも興奮してなかなか眠れず・・・ずっと、ジェット･リーが脳裏にこだましていた。ああ、そしてまたもや金城武の印象は薄いのであった・・・（笑）いい演技していたのにね〜
502 Bad Gateway

　『蝴蝶飛』も見ました。うーーむ。これは、残念ながら、私的にはつまらなかった。ジョニー･トー映画だからといって、面白いと限ったものでもなければ、主演が仔仔や李冰冰だからといって、ヒットするとも限ったものではない。こんな映画か・・・と、まあ、見て納得した程度。それより、ガンガンくるクーラーとの戦いのほうがものすごく激烈で、思い出すだに体中が冷えわたる。ぶるぶる・・・
壹傳媒 | Next Digital