最新の家輝さん

　香港回帰記念式典から一夜明けた早朝、北京のホテルをあとに香港へ帰ったようです。

　『舞妓haaaan!!!』鑑賞。クドカンなので当然ハチャメチャだけど、カンヌに行ったどの作品よりも面白かった。やっぱ、エンタメはこうでなくっちゃ。
　カップ麺会社に勤務する舞妓オタクの鬼塚公彦（阿部サダヲ）は、舞妓はんファンサイトの管理人。そこに現れたサイト荒らし、通称ナイキ、これが、堤真一演じるもう一人の主役。公彦とナイキは京都の舞妓遊びをめぐって、人生をかけた（？）バトルを展開する。
　かなり無謀でギャグ的な展開の中にも、京都のお茶屋さんや置屋の現実や、ナイキこと内藤貴一郎と芸者駒子との縁の一節など、いかにも花街らしいエピソードも含まれ、物語的にも充分満足だった。舞妓はんたちの着物姿も美しく、梅雨時にはピッタリの娯楽映画だった。
　日本映画で、まだ見る機会を得てないがかなり期待できるのは、『キサラギ』。これもかなり良くできた作品と評判が高い。はやく見たいものだ。

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『ラブソングができるまで』の日本版DVD、9月発売予定です。

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