新春映画

fai22006-01-31

 中華の世界の暦では28日から今日まで赤〇の日なので、映画の世界の人たちも多分このときくらいは家族とお正月気分なのでは?
 家輝さんのお誕生日もよく旧正月と重なるので、きっとご家族と二重に楽しく睦まじい新年を迎えていらっしゃることでしょう。

 私もこの週末はグレースさんが遊びにきてくれたおかげで、とても楽しい春節&生日を過ごすことができ、今年も頑張れそうな気分盛り盛り☆
昨日は、『Mr.&Mrs. スミス』を見て、ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーカップルのアクションとコメディに大満足。二人の演技も、身体も、画面も全部迫力満点で、映画はとても楽しかったです。公開はもうギリギリだったけど、スクリーンで見られてよかった。
最初は『単騎、千里を走る』を見に行こうかとも思ったのだけど、まだまだ軽いお笑い映画を見たい新春気分なのでスミスにしましたが、きっとこれは正解。もう少し心の準備が出来たら、健さんと素朴な中国の景色や人情物語を見にいきます。

 家では『長恨歌』や『神話』を無理やりグレースさんに見させてしまったけど、『神話』は何度も見ているうちになんか愛着が出てきた(笑)。さすが超大作。グレースさんのご所望は、アンディがレスリーのまねをして歌う『ダンス オブ ドリーム』。私も久し振りにこのクリスマス映画を見たのだが、あらすじをもうすっかり忘れていた。確かに再度見ても、たいした筋もないのできっとまた忘れそう(爆)。でも、アンディの芸達者さを再確認してとっても楽しめた。
先日、三谷幸喜の『THE 有頂天ホテル』を見に行ったのだが、この映画も卒なく確かに面白かった。でも、私の期待がちょっと大きすぎたせいで、『ラヂオの時間』や『オケピ!』を見たときほどの新鮮な爽快さと感動は得ることができず・・・。脚本・監督の三谷さんはとても手堅く職人技を決め、日本映画を代表する23人の豪華キャストが、それぞれのキャラを生かした名迷演技をしているので、もう文句なしの名人芸を堪能させられたといった感じ。観客も大変多いし、大ヒットしているし、文句をつけてはいけない雰囲気。でも、ここでこっそり告白しますが、私は実は超満足はできませんでした・・・(汗)。文句をつけてはいけない雰囲気の映画なので、有頂天Hの感想は控えていたのだけれど、『Mr.&Mrs. スミス』や『ダンス オブ ドリーム』『神話』を見て、はっきり確信しました。やっぱり、エンターティメント映画って、まじかよ〜!とか、うそやーーん!とか、ダメダメさがあればあるほど面白いし、好きかも。