「台湾黒電影」「非婚という名の家」

70年代末に台湾で「黒電影」ブームがあった。実際私はそれらの映画を見る機会はなかったし、その存在もあまり知らなかった。ほとんど封印されていたような気がする。それらの映像をドキュメンタリー映像で若干31歳の侯季然監督が見せてくれてとても興味深かった。まるで、キルビルのような(笑)劇映画もあり、香港ショーブラ映画とはまたちがう世界があった。「非婚・・・」もドキュメンタリー。中年のゲイたちの哀愁と陽気なオリジナルライフに密着ルポという感じ。私にはどう評価していいのかわからない作品だった。